モチベーションを上げる方法!モチベが上がらない原因の見つけ方を紹介

モチベーションの上げ方
モチベがない人

やることは山積みなんだけど・・・
なんかモチベーションが上がらない・・・
やる気起きない・・・あぁ、もうやだ・・・

あなたは、こういった自分にモヤモヤした経験はありませんか?

ういぱぱ

私はしょっちゅうモヤってます。

仕事、勉強、家事など様々な場面で、気付いたら現れるこの憎き症状・・・
多くの方が私と同じように悩んでいるのではないでしょうか。

本記事では、自分に甘々な私が実践している”モチベーションを上げる方法”についてご紹介します。

もっとモチベーションを上げることが出来れば、今より豊かな人生を送れるはずなのにな・・・と悩んでいる方のお役に立てればうれしいです。

タップできる目次

モチベーションとは?

”モチベーション”と”やる気”の違い、説明できますか?

みなさんが生活の中で何気なく使っているモチベーションという言葉ですが、意味を正しく理解していない人が意外と多いような気がします。

実は、「モチベーション」と「やる気」は厳密には違うということを最初にお伝えします。

”モチベーション”と”やる気”の違い

モチベーションとは日本語で「動機付け」のことです。

動機とは、行動する理由や原因のことで、これが目標に向けての原動力になります。

簡単に言うと、モチベーションとはやりたいと思う”きっかけ”のことです。

一方、やる気というのは、「何かを進んでやろうとする心の働き」を意味します。

この定義だけ読んでも分かりにくいので、例を挙げて説明します。

  • 仕事が忙しいけど、週末は予定もあるし、週末勤務はしたくない ← モチベーション (動機・きっかけ)
  • だから、効率よく仕事を頑張ろう! ← やる気 (やろう!とする心の働き)

人の行動は、①行動するキッカケ/理由が最初にあり、②やろう!と心が働き、③行動に移します。

①モチベーション (動機付け) → ②やる気 → ③行動 の順番になっており、

モチベーションとやる気というのは厳密には違うことをお分かりいただけたかと思います。

ういぱぱ

そういった意味では”モチベーションが上がったり/下がったりする”という表現は厳密には正しくないのでしょうが、日常的に使われている言葉なので本記事では気にしないことにします。笑

モチベーションには”内発的”と”外発的”の2種類がある

内発的モチベーション

内発的モチベーションとは、自分の心の中から自然と発生するもので、”やりたいからやる!”といった類のモチベーションです。

内発的モチベーションの典型例は、趣味に没頭することです。
趣味って、誰かに強要されるでもなく、損得勘定なしで労力をつぎ込むものですよね。

好きだからやる!/やりたいからやる!という内発的モチベーションの素晴らしいところは、大きく3点あります。

  • モチベーションの効果が持続しやすいこと
  • 高い集中力を発揮できること
  • とことん追求したくなること

外発的モチベーション

外発的モチベーションとは、自分の心から発生するのではなく、”~のためにやる!”といった外的環境が基づくモチベーションのことです。

例えば、お金を稼ぐために働いたり、仕事の資格取得のために勉強したりすることが挙げられます。

みなさんが「モチベーション上げたいな・・・」と悩むことが多いのは、基本的に外発的モチベーションだと思います。

~のためにやる!という外発的モチベーションには、以下のような特徴があります。

  • 短期間で効果が表れやすい (~を達成したら給料を上げる、といわれるとすぐに頑張れそうですよね。)
  • 慣れによって、効果が長続きしない (お金のために働いているとはいえ、お金だけを目的に働き続けるのって意外としんどそうですよね。)
  • ある目標に向かって頑張るので、とことん追求するのが難しい (怒られないようにやっている仕事だと、怒られないことが目的なのであるラインを超えると自ら頑張るのって難しいですよね。

モチベーションが上がらない原因の見つけ方

ここではモチベーションが上がらない原因の見つけ方についてご紹介します。
ここまでの前置きも長かったですが、ここからの説明も少し長いので、先に結論を申し上げます。

本記事でオススメするモチベーションが上がらない原因の見つけ方は、”自己分析”をすることです。

怒っている人

いきなり自己分析と言われても・・・

と思う方が大半でしょうが、まずはこの理由から説明させてください。

モチベーションとは動機付けであることはすでに説明しましたが、最も動機になりやすいのは、”人の欲求”です。(当たり前と言えば、当たり前ですよね。)

”欲求”と一言でいっても、人間には様々な欲求がありますが、かの有名なマズローは欲求5段階説を説いています。

マズローの欲求5段階説

※マズローの欲求5段階説について知らない方は、👇にまとめましたのでタップして開いて読んでみて下さい。

自己分析をオススメする理由

ここまでのおさらい

  • 人が行動するための順番は、①モチベーション (動機付け) → ②やる気 → ③行動 の順である。
  • モチベーションには「~したい」という自然と湧き上がる内発的モチベーションと、「~のために~する」という目的ありきの外発的モチベーションの2種類ある。
  • モチベーションが上がらない・・・と悩むことが多いのは、外発的モチベーションである。
  • モチベーションの多くは人の欲求がキッカケになりやすい。(欲求については、マズローの欲求5段階説を参照)

モチベーション&やる気を上げようと思えば、キッカケが何で、何のためにやるのかを明確にすることが重要です。

まずは自己分析をすることで、自分自身の現状を把握することから始めましょう!

モチベーションが上がらない原因の具体的な見つけ方

モチベーションが上がらない原因を見つけるにあたって、マインドマップを使った自己分析”をすることを強くオススメします!

就職活動などでマインドマップを作ったことがある方も、モチベが上がらない今だからこその自分を把握するために、是非とももう一度やってほしいと思います!

マインドマップとは、議題となるメインテーマを起点に、連想されるキーワード・アイデア・イメージなどを繋げていく思考の表現方法のことです。

英国のトニー・ブザン氏が提唱する、思考の表現方法。

頭の中で考えていることを脳内に近い形に描き出すことで、記憶の整理や発想をしやすくするもの。

中心となるキーワードから関連する言葉やイメージを繋いでいくことで、考えをまとめたり、複雑な問題の解決策を見いだすことが容易になる。

ASCII.jpデジタル用語辞典
ういぱぱ

マインドマップを使うと、やりたいことを連鎖的に思いつきます!
スムーズにリストが作れてオススメです!

ういぱぱ

無料でダウンロードできるマインドマップのアプリはいくつかありますが、個人的にはXMindがオススメです。

マインドマップを用いた自己分析は4つのステップで行うことが出来ます。
これから手順を紹介しますので、”モチベが上がらない原因”を探っていきましょう!

STEP
メインテーマを設定する

自己分析を行うので、メインテーマは「自分 (or 自分の名前)」になります。

STEP
サブテーマを設定

サブテーマは自分が深掘りしたいことを設定します。

自己分析では以下のような項目を設定するのが良いでしょう。

自己分析用マインドマップの作成例
STEP
「なぜ?」を問いかけて深掘りする

このステップが一番大事です!

サブテーマから連想される内容をある程度まとめ終わったら、

「なぜそうなのか?」 「なぜそう感じたのか?」 「なぜそう考えたのか?」 「なぜそうしたのか?」など、「なぜ?」と問いかけることで深掘りを進めてください。

「なぜ?」と答えられなくなるまで、深掘りすることであなたの本当の欲求が言語化できるはずです!

自己分析用マインドマップの作成例(深掘り)
STEP
目標と欲求をまとめることで、モチベーション&やる気が上がらない原因を理解する

サブテーマを深掘りしていくと、「~のために (目標)」とその背景に隠れているあなたの本当の欲求が見えてきます。

辿り着いた欲求を俯瞰することで、モチベーション・やる気が上がらない本質的な理由が見えてくるはずです!

モチベーション&やる気を上げる方法と保つ方法

一番は、モチベーションが上がらない原因を特定し、効果的なアプローチをとることです。

ここでは、多くの人に当てはまるモチベーションの上げ方をご紹介します。

モチベーション&やる気を上げる方法

モチベーション&やる気を上げるには、以下4つの方法が効果的です。

  1. 目標を設定し、達成した自分を思い浮かべる
  2. ワクワクすることを思い浮かべる (ご褒美や趣味の時間)
  3. より高次の欲求に紐づける
  4. とりあえずやってみる

1.目標を設定し、達成した自分を思い浮かべる

目標を設定する際に重要なのは、頑張ればできる!程度の負荷をかけることです。
簡単すぎる目標設定では意味がありません。
達成不可能と思われるほど高い目標設定にするのは、人によっては効果があるのでしょうが、多くの人にとっては逆効果ですのであまりオススメはしません。

目標設定の際には、何のためにそれをするのか?それをするとどうなるのか?についても、きちんと考えることが大切です。
ここをきちんと考えることで、行動のきっかけが明確になり、やる気が高めることができます。

2.ワクワクすることを思い浮かべる

どうしても前向きに取り組めないことってありますよね。
それを達成することでポジティブな見返りがあるのではなく、例えば「やらないと怒られる・・・」のようにネガティブな影響を避けるために取り組むようなことです。

人はネガティブな影響を避けようとする生き物ですので、「やらないと怒られる・・・」というのは動機付けとしてはそこそこ働くはずです。とはいえ、ネガティブな動機付けでは高い生産性を発揮することは難しいものです。

どうせやらないといけないコトなら、”ご褒美や趣味の時間”といったワクワクすることを思い浮かべて、それを原動力に頑張ることでモチベーション&やる気を高めていきましょう!

3.より高次の欲求に紐づける

状況次第ですが、より高次の欲求に紐づけることで、モチベーション&やる気を上げることができます。

低次の欲求が満たされていないと高次の欲求に目が向きにくいというのがマズローの欲求5段階説です。
しかし、低次の欲求が理想通り・完璧に満たされていなくても、より高次の欲求にも手を伸ばすことはできるはずです。

例えば、仕事を安心な暮らしをするためにお金を稼ぐ手段として捉えるのではなく、上司・同僚・部下に認められたい、お客さんに喜んでもらうことで社会貢献したいと思うことです。

(もちろんこの例は、安心な暮らしをするための労働条件がある程度担保されている必要があり、超長時間労働・低賃金・職場環境最悪となると高次の欲求に紐づけることは難しくなりますが。)

4.とにかく少しだけでもやってみる

「行動するために、モチベーション&やる気を上げたいのに・・・」という声が聞こえてきそうですが、とにかく少しだけでもやってみることはオススメです!

人間の脳はある程度刺激を与えないと、やる気が出にくいようになっています。

例えば、最初は気分が乗らずに始めた大掃除なんかも、いざ始めると結構細かいところまで掃除しちゃっていたという経験はありませんか?

一旦始めると、だんだんやる気がでてくるといった現象のことを「作業興奮」というのですが、あながちバカにはできないほどの効果があります。

モチベーション&やる気を保つ方法

モチベーション&やる気を保つには、以下6つの方法が効果的です。

  1. 目標を言語化して、定期的に見返す
  2. 小さな成功体験を積み上げ、記録する
  3. 同じ目標を持つ人とつながる
  4. 強力なアンカリングを作っておく
  5. やる気は続かないことを知る
  6. 行動を習慣化する

1.目標を言語化して、定期的に見返す

目標を言語化して、定期的に見返すことで、再度目標に意識を向けるようにしましょう。

日頃から目標を意識するのと、まったく意識しないのとでは行動の仕方が変わることは言うまでもありません。

人はある特定のものを意識し始めると関連情報が自然と目に留まりやすくなると言われており、目標達成のために有益な情報を日々の生活で無意識的に収集できるかもしれません。(より詳しく知りたい方は、”カラーバス効果”で検索してみてください。)

2.小さな成功体験を積み上げ、記録する

小さな成功体験は、目標に近づいているという安心感・自己肯定感を得るために非常に重要です。

例えば、目標はTOEIC 800点を取ることだとします。
知らない単語や文法を覚えたことで、問題集にある例題を解けるようになったとすると、これは明らかに成長であり小さな成功体験と呼んでもよいでしょう。

こういった小さな成功体験を重ねたら、あとから見返すことが出来るように記録しておきましょう。

3.同じ目標を持つ人とつながる

誰しも、ただ一人で目標に向かって頑張り続けることは難しいものです。

身近な人でもよいですし、ネット上の人でもよいので、同じ目標に向かって頑張っている人と交流を持ちましょう。

同じような悩みを抱えていることも多いでしょうから、良き相談相手にもなります。
何より、あの人も頑張っているのだから、私も頑張ろう!と自分を鼓舞することもできます。

4.強力なアンカリングを作っておく

アンカリングとは、特定の刺激をキッカケにして、特定の心理状態を引き出す心理テクニックのことです。
ちなみに、アンカーとは船が停泊するときにつかう錨 (いかり) を指します。

梅干しやレモンを見ると自然と唾液が出てしまう、あれもアンカリングの一例です。

このアンカリングというテクニックを使って、自分が集中できる・ワクワクできる・やる気になれるためのポジティブなアンカーを設定しましょう。

自分が輝いていた瞬間を思い出したり、好きな言葉を読んだり、音楽を聴いたりと、アンカーは人それぞれです。

ういぱぱ

私の場合は、NHK プロフェッショナル 仕事の流儀の番組主題歌 Progress (スガシカオさん)を聴くと、めちゃくちゃ頑張ろう!と思えます。

5.やる気は続かないことを知る

人間の体には「ホメオスタシス」という今の状態を維持しようとする本能的な仕組みが備わっています。

”やる気”というのは、どんな時でも自然と溢れてくるようなものではないので、ある種の異常状態だと捉えることが出来ます。

私たちに備わっているホメオスタシスという仕組みは、場合によってはやっかいなもので、頑張ってひねり出した”やる気”を異常状態だと捉えて抑制させようとします。

やる気が続かない自分はダメなんだ・・・と思うことなく、本能的な仕組みだから仕方ない、とある程度受け入れることも大事です。

6.行動を習慣化する

ホメオスタシスのせいでやる気は続かないものだと分かったとしても、理性と知性を持っている人間が本能的な仕組みに屈服するのは正直悔しいものがありますよね。

ホメオスタシスは”変化”を嫌う仕組みなので、最初に新しいことを始める際は邪魔してきます。

しかし、ここを乗り越えて習慣化できると、その行動自体が”通常”とみなされ、逆にその行動をしないことが”異常”とみなされるようになります。

例えば、筋トレを始めたばかりのころはなかなか継続するのが難しいですが、ある程度習慣化して身体を鍛えるようになると、筋トレをしない日は落ち着かないといった感じです。

“変化”を嫌うホメオスタシスの働きを逆手にとって、行動を習慣することができれば、ホメオスタシスはモチベーション&やる気を保つ良い味方になってくれます。

習慣化するためには以下を意識すると良いでしょう。

  • 毎日同じ時間に同じ場所でする
  • やりたくないときでも少しだけ行動する
  • 飽きることを想定して楽しくなるような仕組みを作っておく

まとめ

今回は”モチベーションを上げる方法とモチベが上がらない原因の見つけ方”についてお話ししました。

普段何気なく使っているモチベーションという言葉ですが、結構奥深いものですよね。

モチベーション&やる気を上手にコントロールすることで、少しでも豊かな人生を送りたいものです。

ういぱぱ

かなり長い記事になってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!

モチベーションの上げ方

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