オーディオブックに興味があるけど、実際どんな感じなのかな?
とオーディオブックサービスを利用するか悩んでいるそこのあなた!
本記事では、オーディオブックサービス利用歴1年以上の筆者がオーディオブックの良し悪しについて正直な感想をお伝えします!
筆者は1年以上使っているくらいなのでオーディオブックサービスが気に入っていることはご察しいただけると思いますが、
本記事では利用するか迷っている方に向けて、オーディオブックサービスの微妙なところを正直にお伝えしたいと思います!
Amazonが提供するオーディオブックサービス「Audible」については、以下記事で詳しく解説していますので、ご覧ください。
オーディオブックとは?
本は著者の濃密な経験や深い知見を追体験できる点において非常に素晴らしいツールですが、忙しくて本を読む時間がないという方も多いかと思います。
そんな忙しい現代人にとって、オーディオブックは音楽を聴くのと同じ感覚で自己研鑽が出来る素晴らしいサービスだと人気を集めています。
これまでは、本は”読む”ものでしたが、”聴く”ものに変えたのがオーディオブックサービスというわけです。
ちなみに私は、AudibleというAmazonが提供するオーディオブックサービスを1年以上利用しています。
オーディオブックの微妙な点と良い点
ここでは、Audibleに限らずオーディオブック全般の微妙な点と良い点について解説します。
本記事は登録するか迷っている方には向けての記事なので、あえて”微妙な点”を先にご紹介します!
この”微妙な点”については、Audibleを1年以上使っている筆者個人の感想が多く含まれていますので、登録するか迷っている方にはぜひ読んでいただきたいと思います。
オーディオブックの微妙なところ 5つ
使用歴1年以上の筆者が考えるオーディオブックの微妙なところを5つまとめます。
- 紙の本と比べるとラインナップが少ない
- 図表は見ることが出来るが、図解が多い本だと聞いているだけでは理解しにくい (学術本向けではない)
- ながら聴きしすぎると、重要なところを聞き逃すこともある
- 読書ほどの没入感はない
- ざーっとななめ読みできない
1. 紙の本と比べるとラインナップが少ない
プロの方が朗読する必要がありますのでどうしても仕方ないですが、本屋にある紙の本と比べるとオーディオブックに対応している本は少ないです。
また、新書として本屋に並んでいる本はオーディオブックにはなっていないということもしばしばです。
これはどうしても仕方ないので割り切るしかないですね・・・
2. 図解が多い本だと聞いているだけでは理解しにくい (学術本向けではない)
図解が多い本だと音声を聴くだけでは正直理解しにくいです。
本に載っている図表はダウンロードすれば見ることはできますが、図表をきちんと確認しないといけないような本は、聴くよりも読んだ方が理解が進みやすいです。
図表が多い学術書などはオーディオブックに不向きと言えるでしょう。
3. ながら聴きしすぎると、重要なところを聞き逃すこともある
ながし聴きできるのはオーディオブックの長所でもあるのですが、ながし聴きすることで重要な箇所を聞き逃すことがあったりします。
ちょっとぼーっとしてしまう時でも、音声は流れていくので、私は「あ・・・2分間くらい全然聞いてなかった・・・」というようなこともしばしばです。笑
オーディブルを聴くときは本から学びたい目的意識と少しの集中力が重要になります!
4. 読書ほどの没入感はない
本を読んでいて、周りのことが見えなくなったり、時間があっという間に経っていた、といような経験はありませんか?
読書には人を没入される力がありますが、オーディオブックで本を聴くという体験では、読書ほどの没入感を味わうのが少し難しいと思います。
本を読む時は本へ意識を向けないと読み進められませんが、オーディオブックの場合は音が流れてくるのである程度受け身でも聴き進められます。
この違いが読書とオーディオブックで得られる没入感の違いに現れるのでしょう。
その世界観を自分の頭の中で想像しながら読み進めていくような小説は本を読んだ方が楽しいかもしれません!
5. ざーっとななめ読みできない
読書であれば、気になるところから重要な箇所をざーっとななめ読みすることができます。
しかしオーディオブックは目次から気になる章などを選択して聴くことはできても、重要そうな箇所だけを抜き出してななめ読みすることはできません。
重要な点を抑えて短時間で大枠だけを理解するために、本をざーっとななめ読みする方からすれば、オーディオブックを聴くことは時間がかかって少しもどかしいかもしれませんね。
オーディオブックの良いところ 4つ
使用歴1年以上の筆者が考えるオーディオブックの良いところを4つをまとめます。
- すきま時間を有効活用しやすい
- 文章を聴くことで聴解力が向上する → コミュニケーション力も向上する
- 記憶力が向上する
- 目が疲れない&首や肩がこりにくい
1. すきま時間を有効活用しやすい
何といってもオーディオブックの一番の売りは、すきま時間を有効活用しやすいことです。
ちょっとした時間や家事をしているときなどでも、音楽を聴くのと同じ要領で本を聴くことが出来ます。
どれだけ本が素晴らしいものとは言え、情報に溢れている現代人にとっては、わざわざ時間を確保して読書するというのは意外と大変ですよね。
他の作業としながら、本を読むのと同じように自己研鑽できるのはありがたいサービスです。
同じ1日で考えた時に、読書をする時間はないけど、オーディオブックなら聴ける時間ってありませんか?
これまでは読書しなければ得られない情報を、オーディオブックで手に入れることで、自分へのインプット量が格段に増えるはずです。
ちなみに、以下の記事で書きましたが、首都圏の方は人生で17,500時間(=約2年)程度を通勤に費やしています。
毎日の通勤時間を人生で考えると意外とバカにならないほどの時間ですが、こういった時間を有効活用できるのがオーディオブックの素晴らしいところです。
オーディオブックには先ほどお伝えしたような微妙な点も結構ありますが、時間を有効に利用できるという点を考えれば、微妙な点すべてを補って余るほど素晴らしいサービスだと思います。
2. 文章を聴くことで聴解力が向上する → コミュニケーション力も向上する
本を読むことで読解力が身につくのと同じで、本を聴くことで聴解力(リスニング力)が向上します。
相手が話していることを理解するのは、コミュニケーションの第一歩ですので、聴解力が上がるとコミュニケーション力向上にもつながります。
「人は聞き方が9割」という本がベストセラーになるくらい、聴く力は注目されています!
3. 記憶力が向上する
株式会社radikoが行った研究によると、ラジオを聴き続けることによって、記憶系脳番地が最大で2.4倍も成長したことが明らかになっています。
「ラジオを聴く」という行為が、脳の成長に有益な働きをもたらしていることが実証されていますので、オーディオブックを聴くことでも同じ効果が期待できるはずです。
記憶力が良くなるなんて驚きですよね!
4. 目が疲れない&首や肩がこりにくい
スマホ社会に生きている我々にとって、目の疲れや首・肩こりは深刻な現代病です。
スマホをいじっていると目が疲れるし、手元のスマホに視線が下がることで首・肩こりにもなりやすかったりします。
通勤時にはスマホいじりをやめてオーディオブックを聴くなどして、目を休める時間を増やしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
オーディオブックを1年以上使った感想として、オーディオブックサービスの微妙な点と良い点をお伝えしました。
読書にしかない素晴らしさもありますが、オーディオブックにしかない素晴らしさもあります!
オーディオブックがすべての読書代わりになるとは言えませんが、生活の中に上手にオーディオブックを取り入れてみてはいかがでしょうか?
読書だけでなくオーディオブックを併用することで、学びが多くなり、人生が確実に豊かになるはずです!
コメント
コメント一覧 (2件)
記事を読ませていただきました。
使ってみようかと検討しているところなので
参考にさせていただきます。
本によって読むか聴くか使い分けると良さそうですね。
みけねこさん、
記事をお読みいただきありがとうございます!
おっしゃる通り、同じ内容でも本とオーディオブックを使い分けるのが良いと思います^^
少しでもお役に立ててうれしい限りです~!